2017年9月26日火曜日

林の保全活動行いました

だんだん秋らしい気候になってきましたね!

9月24日、気持ちよい天気のもと、小平市上水新町保存樹林保全活動を実施しました。
参加者は14名、蚊に刺されながらも無事故で活動を終了出来ました。
今回は普段とくらべ参加者は少なかったのですが、少数精鋭でつる性植物を駆除し下草刈り実施しました。
また、前日の台風による影響でコナラ倒木が発生し、伐採処理と解体を実施、その後危機管理の対応上、樹木調査を行いましたが、イヌシデ及びエゴの危険樹もあることからこれ等も伐採処理を済ませました。


なお、林床の希少種植物、群落等の保全をすすめ、下刈りを実施、落葉描きの対応準備を進めました。
林床の野草は秋の野草が見え始めています。
シラヤマギク、ヤブラン、イヌトウバナ、ツルボ、ツユクサ、ノハラアザミ、ヤマジノホトトギス、ヌスビトハギ、カリガソウ等とキンラン、イチヤクソウの結実が見られました。

林内での菌類の発生は、夏のきのこは終わりましたが、何故かこの時期秋のきのこが出ません。
おそらく今年の夏の気温が高く、まだ地温が高いいのでしょう。
本日の活動中チチタケが1本だけ観察出来ました。

2017年9月12日火曜日

雑木林保全活動行いました

9月10日、恒例の小平市の雑木林保全活動を行いました。
参加者は16名(男子13名、女子3名)
・ 市役所:2名
・ どんぐり:11名
・ 一般市民3名

活動中一番大きい樹林地の活動でした。
この樹林は独立分散(8月17日昼)したオオタカの繁殖地です。
平成14年から今年まで誕生・飛び出し、親から独立した幼鳥32羽が巣立ったことになります。
どんぐりの保護活動、行政および近隣市民の皆様の手厚い保護活動が幸していると思われます。

半年間立ち入りが制限されていましたので荒れた樹林となってしまい、作業は前回と後2回、計3回活動計画、
希少草本種をチェックしながら下草刈りが中心の林床整備です。
12月/1月の市民協働作業で実施されます落葉描きの下準備ともなります。

草本類調査では一薬草、ヒガンバナ、ツリガネニンジン、ヤマジノホトトギス、ヘクソカズラ、
ママコノシリヌグイ、イヌゴマ、クズ、アキノタムラソウ、ヤブラン、ツルボ、ツユクサ、ツリガネニンジン、
キツネノマゴ、シラヤマギク、ヌスビトハギ等が観察出来ました。



野草も年々数が増えてきました。
有難いことです。
今後も市民の皆さまとこの活動を続けていければと思います。